2年後に中学部活を地域に完全移行 静岡市が概要公表

 中学校の部活動を2027年9月から地域に完全移行する静岡市は2日、移行先の地域クラブ活動の概要を発表した。学校部活動にある種目を中心に市が運営団体と協定を結ぶ「指定種目クラブ」と、選択肢を増やすために市が認定する「個別認定クラブ」を設ける。いずれも週5日以内で1日あたり2、3時間程度の活動を想定している。
 指定種目クラブは、スポーツはサッカー、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、陸上、野球などの13種目。中学校の部活動にある種目中心だが、ダンスが追加された。文化芸術の吹奏楽、美術の二つを合わせて15種目を指定する。
 複数のクラブを統括して運営できる団体を公募し、市が補助金を交付する。近隣の2~3程度の中学校区で構成する市内15エリア単位でクラブを設ける。活動は週5日以内、平日2時間、休日3時間程度。費用は月3千~5千円程度を見込む。
 個別認定クラブは、市民や企業、団体が任意で設置し、基準に基づいて市が認定する。同じ種目でも部活動よりも負担を軽くして気軽に取り組めるようにしたり、これまでになかった種目を採り入れたりすることで選択肢を広げる。26年12月までに募集、認定する。活動時間は指定種目クラブと同じで、費用は同クラブよりも大幅に高くならないようにする。
 中学校の部活動の本格的な地域移行に向けて、市は11月から来年3月にかけて試行を計画している。市内の小学5年生から中学3年生の希望者が対象。スポーツは18クラブ、文化活動は3クラブを設ける計画で事業者を募る。事業費など880万円を盛り込んだ補正予算案を16日に開会する市議会9月定例会に提案する。
(2025/09/02 朝日新聞より)

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